LPT − YM2203×2 インタフェイス

ふとした思いつきで、FM 音源 (YM2203) を LPT (プリンタポート) につないで 1943 の曲データを流し込んでみた。すると、ちゃんと曲が演奏されるではないか。

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↓製作したインタフェイスボード (クリックで拡大)

FM 音源 IC YM2203 x 2 は 1943 の実基板から取り外した。 動作クロックは 1943 に合わせて 1.5MHz とした。 20 年前の IC だけあって、発熱がすごい。触るのがつらいくらい熱くなる。

構成は YM2203 x 2 + YM3014B x 2、XC9536PC44-10C、74HC14、6MHz OSC (CPLD で 4 分周)、LM324。 LPT と OSC 出力にダンパ抵抗 390Ω を使用。一応最後はアナログ回路のため スイッチング電源を使わずに3端子レギュレータを実装。 YM2203 まわりは 1943 の基板をほぼまるパクりしたので回路図は公開しません(そもそも描いてないというのもある)。 CPLD のソースをここに置いておきます。だいたいの接続はこれをみてください。 動いた時点で動作確認をやめたので、まだどこかバグってるかもしれません。

↓自作 1943 エミュレータのサービスモードで曲データを流し込んでいる様子

↓製作したインタフェイスボードからの録音 (1943 ミッドウェイ海戦 (C) 1987 CAPCOM)

上のボードから音が出てくるのを想像しながら聴いてください。

1943 LAST STAGE CLEAR (アメリカ国歌)

所感

予想以上に渋い。 FM 音源サイコー! でも音にやたらステップノイズが入るのはなんでだ...

もともと YM2203 エミュレータの音声部分作成のための比較環境として製作。 しかし 1943 エミュレータが作りかけになっていたのと、 1943 の基板から部品取りしたのもあって、 1943 の BGM を聴けるように構成した。

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