ちょっと引っ越したので、自分の部屋用の小さなアンプが欲しいなーと思ったのが製作動機です。 今回はサクっとOP−AMPを使い、 電源もサクっと3端子レギュレータで作ってしまいました。
計算はほとんどやってません。 調整箇所もありません。 一応、オフセット電圧の調節が可能なようにと、 調節が可能な NE5534 を使用しましたが、 調整回路はつけていません。
見る人が見れば分かるかもしれませんが、この回路は
変更箇所は、
あと、5ですが、これは音源の方の出力にコンデンサがついているはずなので 外してしまいました。このあたりは微妙な感じで、
ちなみに現在は、バイアス電圧を diode ではなく LED で作っています。LED の 電圧降下はだいたい2Vくらいなので、diode ではアイドリング電流が足りない場合は diode ×2 を LED ×1に置き換えることができます。なんか邪道な気もしますが...
電源の整流用ダイオードは2Aくらいのものを使えば充分だと思います。 トランスの型番は T-130110 です。大阪日本橋の シリコンハウスで1個¥800で売っています。 あと 2SJ440 と 2SK2467 のペアは デジット で売っています。1ペアで¥1200くらいだったと思います。
音ですが、何ともいえない、普通の音です。NE5534 って多分、 庶民レベルのCDプレーヤとかに入ってる石だと思います。 だからそういう音に慣れてしまっていて、「普通の音」に聴こえる のかもしれません。 こういう回路だと、音質がOP−AMPに支配されてしまいそうで、 MOS−FETがもったいない気もします。